FXの特徴

 

FX投資は、安く買って高く売るという極めてシンプルな手法で行われています。取引ができる通貨の種類は証券会社によって異なる場合がありますが、基本的には米ドル、豪ドル、NZドル、ユーロなどが中心です。こうした各通貨にはそれぞれ相場変動に違った特徴もあります。

 

いずれにしても、当然ながらポイントは、どの通貨売買で利益を出していくか?ということになります。少し前までは、FXを始めるにしても、現実的には、最低でも100万円は用意しておくことが必要とされていましたが、最近になって、最低投資金額が1万円から!というようなハードルの低い証券会社も増えてきていて、いよいよ初心者でもお試しで取り組むことができるようになっています。

 

FX投資法について正しい知識をもち、無理のない範囲での取引に徹していれば、初心者でも利益を得る可能性は充分にあります。しかし、そうは言ってもやはり投資は投資です。前提にリスクがあるということをしっかり頭に入れておかなければなりません。事前学習を怠り、軽い気持ちで始めると、利益はおろか、損失ばかりの結果を招きかねません。

 

実際稼いでいる実績のある人でもタイプはいろいろです。小さい取引を積み上げていく人もいますし、1回の取引で大きく利益を上げる人もいます。稼ぐ方法は人それぞれということで、トレード方法もかなり自由で、それがFXの特徴でもあります。

 

しかしあくまでも投資ですから、特に注意しなければならないこともあります。資金効率を設定するレバレッジを引き上げていくことなどはかなり危険です。これは少ない資金でも大金を得られる可能性もあるのですが、反面、大きな損をする可能性も同様にあるからです。レバリッジは、自己資金を保証金として預け、その保障金の25倍のお金を投資に利用できるという制度のことです。

 

自己資金が10万円でも最大2500万円分のお金が使えます。しかし、損金が10万円以上になると、再び保証金を追加しなければなりません。重要なのは、利益を上げること以前に、損をする場合の対策をしっかりしておくということです。